どんどん続くよ幸せ報告(*^^*)
続いては、バザーでご縁のつながったソルちゃんです。
ペッパーやしょーゆに比べると、どうしても警戒心…というか
ビビリモードが残ってしまっていたソルちゃん。
ペッパーが自由に部屋中を歩き回るようになってからも
ソルちゃんはハウスの奥こもっていることが多く…
もう、警戒心というより、ビビリ。
だって、お試し前くらいになったら、ハハと2人でいるときはこんなナレナレ(*´з`)
ダラダラしてるハハの横にきて、くっついたまま遊んでみたり、そのまま寝ちゃったり。しょーゆさんと変わらない甘えっぷりでした。
でも、息子たちとか他の人間だけじゃなく、
遼やわらび、まきちんでさえ!ソファーに来ると、
「すいまちぇんっ」って場所を譲ってしまう。
結局、机の下が定位置
いえ、遼のこともわらびのこともまきちんのことも大好きなんですよ。
でも、もう譲る癖がついてしまってるんですね。
きっと、七兄弟の中でも一番弱くて虐げられてたんじゃないかな。
他の兄弟と比べると線が細くて小さいし、
ご飯もとられがちだったんだと思います。
うちに来た当初、ペッパーと同じケージにいたときも、
ハハが管理しないとペッパーに全部ご飯をとられてしまってました(^^;
虐げられてたっていうと可哀想に思ってしまいますが、
弱肉強食の野生の世界では仕方のないこと。
生き残るのにみんな必死だったんだと思います。
でも、もう大丈夫!
そんなソルちゃんでも包んで守ってくれる、
そんなお父さんお母さんと出会うことができましたよ。
その出会いはバザー。
バリケンの片隅で小さくなっていたソルちゃんですが、
たくさんの素敵なご家族からお声がかかり、
なんとこちらで選定させていただくという光栄!
センター譲渡不可となった命。
一昔前なら殺処分となっていたであろう命。
その命に、こんなたくさんのそしてこんな素敵なご家族が
声をかけてくださるまでになるなんて、
カン太ママが一人でコツコツと始めた活動が
少しずつだけど着実に実を結んでいるんだなぁと改めて嬉しく思いました。
そして、そのご希望くださった御家族の中から、運命の糸が呼んだのは・・・
数か月前に先代シェパのマリンちゃんを見送ったおうち。
マリンちゃんを見送ってしばらくは犬とは縁のない生活を送っていらしたのですが、
このご縁がつながるよう、虹の橋でマリンちゃんと三太が
ちゃんと相談して仕組んでたんだと思います。
お母さん、ソルちゃんを抱きしめながら、
「こうして犬を抱くのってどれだけぶりだろう。
私、よく7か月(だったかな)も我慢したな・・・」と。
このお母さんの言葉で、、、6年前に遼を迎えたとき、
私もまったく同じ気持ちになったのがよみがえりました。
先代犬たちが教えてくれた犬を抱きしめる温かさ、幸せ、
それを忘れることなんて絶対できない。
ソルちゃんのためにお試し前から用意してくださっていた
おもちゃがいっぱいのリビング。
そのソルちゃんの頭上に、お父さんとお母さんが紡いできたマリンちゃんとの
思い出が優しく輝いています。
マリンちゃんも、もともと兄弟の中で弱い立場だったそうで、
母犬にしっぽを嚙みちぎられてしまった過去を持つ子。
その生い立ちの影響で、他犬との関係などビビリな面があり苦労されたそうです。
「どうもうちに来る子はこういう子って決まってるみたいね」と笑うお母さんですが、
それはきっと、マリンちゃんが三太に
「うちのお母さんならソルちゃんのこともちゃんと守ってくれるよ♪」って
教えてくれんじゃないかなって思います。
大きくなる可能性も考慮に入れて迎えてくださいとお話ししていたソルちゃんですが、
シェパが標準サイズなお母さんから見ると、
「ミニチュアダックスと変わらないんじゃ?(←真剣)」と (≧▽≦)
だから、多少唸ろうがまさに屁の河童。
基本、ハウスにこもろうとするソルちゃんのことも、
「おとなしくて本当にいい子」と肯定的に受け止めてくださるし、
かといってそのまま放置するわけでもなく
いっぱい抱っこして愛を伝えてくださっています。
なので、すでにソルちゃんの方からお母さんにツンツンしたり、
お母さんに慣れるのは時間の問題だろうと全く心配していなかったのですが、
お仕事で日中いらっしゃらないお父さんとは時間がかかるかなと思いつつ、、、
(そういう子は逆に時間が経つと、お母さんがヤキモチやくくらい
お父さんっこになるんですけどね (^^;)
契約が終わって、お母さんにお見送りいただいて車に乗ろうと振り向くと・・・
お父さんに抱っこされてる~Σ(・ω・ノ)ノ!
大きな愛で守ってくださるお父さんお母さんの下で、
安心して育つことと思います (*^_^*)
これにて調味料シリーズ全員幸せになりました。
結局しょーゆの兄弟は来なかったなぁ。。。
どうしてるんだろう。
金沢の人は野良なんている?野犬ってなに!?という状態でしょうが、
能登や加賀の方はまだまだなんですよね。・・
なんて思いつつ、久しぶりののんびり散歩をしていたら
新たな受け入れの打診が。
次はどんな子かなぁ!?
次々と受け入れ犬がいるこの現状、考え始めるとどんどん暗い気持ちになりますが、
だからって犬たちの前で顔をしかめてても何にもならない。
目の前にいる命へ、生まれてきてくれてありがとうって
精一杯の笑顔で愛を伝えること、それが私にできること。
調味料シリーズ、バザーに来てくれた卒業犬たち、
折々に里親さんが送ってくださる幸せなみんなの顔、
そこから元気をもらって、次の出会いを楽しみに準備します (*´з`)