カン太ママのブログにあった中能登の野良ちゃん、
いつもお世話になってるなかむら先生に避妊手術をしていただき、
火曜日に連れてきました(*´з`)
最初、お腹がパンパンで妊娠?って言っていたのが、
駆虫したらマンソンやら回虫やらウジャウジャ出て、
お腹ひっこんだらしいです。。。
体重も減ったらしいです。。。
今も毛はパサパサ、お腹に虫がいる子特有の毛です。
小さな体の中にどれだけの虫がいたんだろう。
わずかにとれる栄養のほとんどを虫に奪われていたんでしょう。
もちろんダニも多数。
顔や手足には無数の傷跡があります。
他犬や他の生き物にやられたのか、はたまた人間にやられたのか、
動くたびにかさぶたか汚れか分からない茶色い粉がパラパラと落ちます。
野性の犬は本来は存在しません。
誰かが捨てたから、その子が子供を産んだから、
本来なら人間のそばで人間とともに生きるべき動物が
1人過酷な環境で生きていくことになります。
この子はずっと一人で生きてきました。
いま自分がおかれている環境を理解できなくて、
いっぱいいっぱいな状態だと思います。
ケージの隅でうずくまってほとんど動きません。
でも、うずくまりながらも、
私の動きに反応して顔をあげてくれます。
私の出したご飯を疑いもせず、食べてくれます。
今朝は小さくシッポを振ってくれました。
愛しくて愛しくて。
仮名は「いと」にしました。
愛しいの「いと」
そして、必ず誰かとつながっている「いと」であることを信じて。
ハハにしては珍しくまじめに(?)考えた仮名でしょ。
受け入れ準備中、季節に関係した名前にしようかななんてアレコレ考えていたのですが、
この子を見ていたら、「いと」が浮かんできました。
前にもご紹介しましたが、中島みゆきさんの「糸」
いとちゃんがいつか誰かと素敵な布を織りなすことができる日まで、
なぜ生まれてきたのか、、、
笑顔で話しかけてもらうため
温かな腕で包んでもらうため
明るい日の下を誰かと並んで歩くため
安らかな寝顔を撫でてもらうため
名前を呼んでもらうため
愛されるため
その答えを伝えていきたいと思います。