11頭の日本犬たち。
先日、淵ははがオス2頭をお迎えに行ってくれました。
うち一頭は預かりを名乗り出てくださった方のところ、もう一頭は淵家に。
詳細は淵ははの発表をお楽しみに
残りはあとメス2頭のみ。
一報を聞いたとき、私はどうするんだろうと焦るばかりでしたが、
カン太ママと淵ははの冷静なやりとりを聞いていて、
こうしてこれまでもたくさんの危機を乗り越えてきたんだなぁと
感心するばかり。
あせらず、でも確実に、命を守るため一歩一歩。
これって保護犬と接するときも同じですね。
焦らず一歩一歩。そして臨機応変に。
せっかちだったり感情的になりやすかったり、
自分の考えをなかなか変えられなかったりするのはダメだなぁと。
犬たちのためにも、いつも穏やかに、でもケースに応じたスピードで。。。
今回、8歳大♀→仮名:幸(さち)を預かってくださっているKさんもまさにそんな方です。
Kさんが送ってくださる幸の顔が、
見るたびに赤ちゃんのようにあどけなくなっていく(#^^#)
ある日、幸が夜泣きするようになったんですとLINEが。
いろいろ状況をお聞きする中で、寝る前にもう一回オシッコさせてみてもらったら、
泣くことはなくなったそうです。
「ママ…オシッコしたいよぉ・・・」って訴えてたんですね。
想像するだけで愛おしすぎてウルウルしてしまいます。
連れてきたときは、何の感情もない顔をしていた幸が、
自分の感情を訴えるようになった。
訴えるというのは、それを受け止めてくれる人がいるってわかっているから。
幸がこれまでの8年の犬生、どんな暮らしをしてきたのかは、
個人情報とかで教えてもらうことはできませんでしたが、
感情を訴えるなんてことはなかったはずです。
遠い遠い子犬のころ、母犬に受け止めてもらった感情を、
8年経っていまKさんに受け止めてもらってる…そんな感じです。
お散歩も、慣れない音にはビクつきながらも、
かなりの時間行けるようになったそうです。
30分以上、多い日には40~50分。
Kさんと一緒に歩きながら、いろんな音を聞いて匂いを嗅いで。
これまでおそらく繋ぎっぱなしで散歩なんてしてもらっていなかったはず。
大きな体でやわやわだった肉球がしっかりしていくのに比例して、
幸の心にいろんな経験が蓄積されていきます。
Kさんからの愛を引き継いで、
幸に心にたくさんの幸せを注いでくださる里親さん募集中です (#^^#)
11頭の中ではちょっと神経質な部分が目立ったので、
我が家で様子を見る期間が長かったのですが、
それもこれも乙女がゆえ (≧▽≦)
「アタシ…そんな…困るぅ…」って感じ?
うちに連れてきてすぐは家の中に入れたのですが、
この子が落ち着く環境を模索した結果、
現在は車庫&庭に係留という形をとっています。
夜や私の不在中は車庫のケージの中でおとなしく寝ていますが、
朝起きてから仕事に行くまで・夕方帰宅して日が暮れるまで
それぞれ数時間は庭に係留しています。
最初は所在なさげにグルグルまわるだけでしたが、
その環境がお気に召したらしく、
今では日のあたるコンクリの上でゴロンと日向ぼっこしたり、
ぬいぐるみを咥えて遊んでみたり、
庭で遊ぶ遼たちや遊びにきてくれた卒業犬に興味を示して
一緒に遊んでみたり (#^^#)
乙女なすだちも、キャピキャピギャルに変身する日がくるかも!?
というわけで、お散歩にはまだちょっと不安が残りますが、
すだちも近日中に、今回名乗りをあげてくださった方のおうちに
移動することになりました。
先住ギャルちゃんから刺激をもらって、また大きく成長することでしょう。
その様子もまたご報告しますね♪