ブログ、さぼっている間に世の中大変なことになってしまいましたね。
この先、どうなるんだろうという不安が募るばかりの毎日ですが…
一つだけ嬉しいニュースがありました。
昨年度の石川県の犬の殺処分数、ついにゼロ達成!!
小学生のカン太ママが、子犬を抱いて飼い主を探してまわった日から
地道に地道に続けてきた活動。
カン太ママの一番下の娘ちゃんがその年齢になったこの春、
ついについに大きな花を咲かせました!
里親さんはじめ、ご寄付等応援してくださった皆様のお力があってのことです。
本当に本当にありがとうございます。
ただ、県発表の「譲渡数」には、県からの直接譲渡不可と判断され、
レスキューで受け入れた野犬たちや、
私たちが引き取らなければ、表の一番みぎ端に入れられていた命です。
昨年度は県による捕獲数も減りましたが、
相変わらず奥能登ではあちこちで野犬が目撃されています。
まだまだ決して手放しで喜べる状態ではありません。
一つの喜びを新たな力に変えて。本当の意味での殺処分ゼロを目指して。
また今年度も頑張っていきたいと思います。
併せて、「直接譲渡不可」と判断される子たちも、
人間の対応次第では何とでも変わるんだということを
伝えていくことも私にできる一つかなと思っています。
ということで・・・
もちろんみんな「直接譲渡不可」と判断されて我が家にやってきた子たちです
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最初の卒業生は、ひゃくくん。
センターや協力病院では相当に暴れて噛んだそう。
親犬と離されて兄弟だけになって、よほどよほど怖かったんでしょうね。。。
兄弟の中でも一番元気ですばしっこくて、
そして甘えん坊なだけにその行動が目立ったんでしょう。
でも、我が家に来て遼園長に会った瞬間、その恐怖はあっという間に吹き飛んで、
本来の甘えん坊で元気な姿でハハを癒してくれましたが
みんなが寝てからもおっぴろげ~で、あそぼ~の催促
そんな甘えん坊ひゃくくんがご縁の糸を掴んだのは、
カン太家時代の卒業犬、先代たろうくんを見送ったお父さんお母さんのおうち。
おうちには、プロ級カメラマンのお母さんが撮ったたろうくんの写真がいっぱい。
そして、viviちゃんというお姉さん犬も!
ひゃくちゃんの顔を見て、
先代たろうくんとviviちゃんを足して2で割ったみたい!とお母さん。
自分より大きいのにパワー全開で甘えてくるヤンチャな弟に戸惑いつつも、
仕方なく(?)受け入れてくれたvivi姉さん。
白黒がくっついて眠る姿のなんてかわいいこと!
相変わらずの元気いっぱいに
「子犬ってこんな大変でしたっけ?」とおっしゃるお母さんですが、
これからも可愛いフタリの写真がいっぱい増えていくこと間違いナシ
ハクくん、やんちゃはほどほどにね!