アレルギーについて

譲渡会のお知らせで少し触れましたが、
ピーターとわらびには軽い食物アレルギーがあることが分かっています。

数値はあくまで軽いものなので、
下手に書いて余計な不安を引き起こすのがためらわれ、
希望くださった方にだけ直接お話しして…と思っていたのですが、
今回、わらびがお試しに行って、
やはり先にきちんとお伝えしておくべきだったと反省しました…。

ことの始まりは、なかなか治らない皮膚のかゆみと脱毛。
ちょうど、他の兄弟がお試し&譲渡した前後のことです。
もともと、カイセンだの真菌だの膿皮症だのアカルスだの、
皮膚の感染症が続いていた兄弟だったのでそちらを疑っていたのですが、
思い切ってアレルギーの検査をしてみたところ、

リンパ球反応検査で、小麦と大豆にそれぞれ1.4%の反応があることが分かりました。

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犬のアレルギー検査には、
「リンパ球反応検査」と「Ige検査」の二種類があり、
わらびたちは、Igeはどれも反応がなく、リンパ球検査でのみ反応がありました。

反応といっても、
1.2%未満は陰性
1.2~1.7%は要注意
1.8%以上は陽性
という基準なので、わらびたちはあくまで「要注意」のレベルです。


わらび「たち」と書きましたが、実はこの検査結果は、特に症状の重かったわらびのもので、
ピーターや他の兄弟は検査していないので、同じ数値だとは限りません。
(アレルギー検査は一回2~3万円かかるため、さすがに全員することはできないんです…)

兄弟の中には、症状そのものも出ていない子もいます。

ただ、わらびはもちろん、ピーターや症状のあった他の兄弟は、
小麦と大豆を除去したフードを食べることで落ち着いているので、
やはりそれらに対するアレルギー反応だったのだと解釈しています。

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アレルギーだと、どういう問題があるかということですが…
ここから先は、素人のハハが自分でいろいろ調べたり教えてもらったりした結果なので、
あくまで参考としてお読みください。

当然ながら、まず、食べるフードが限られます。

フードを買うときは、常に裏面に記載された原材料名をよく見て買わなければなりません。
市販されているフードの原料で一番多いのが、チキン×小麦ですが、
小麦でひっかかるため、そのフードは食べられません。

チキンに対してはアレルギー反応は出ていないので、避ける必要はありませんが、
チキン自体が比較的アレルギーのでやすい食材といわれているので、
(アレルギーというのが、少しずつバケツに水がたまっていって
 あふれたときがアレルギー症状の発生だとよく言われますが、
 チキンは他の肉類に比べてたまる勢いが早いということでしょうか)
アレルギーのある子は避けたほうが無難といわれています。

そうすると、いま市販されているフードでは、
「ラム」か「フィッシュ」ベースのものがポピュラーですが、
表に「ラム×ライス」と大きく書いておきながら、
裏面の原材料をよくよく見ると「チキン」とか「小麦」なんて書いてあるものも多々あります。
(わらびの場合、チキンはまぁいいとして小麦は困ります)
とにかく、フードをえらぶときは、原材料をよ~く見なければなりません。

では、「ラム」と「フィッシュ」のどちらにするかという話ですが、
わらびたちの兄弟は、ラムを食べている子も、フィッシュを食べている子もいます。
また別の、ベニソンやバイソンを食べている子もいます。

わらびたちは、いま「ラム×ライス」を食べています。
それは、ラム>フィッシュ、ライス>ポテト でアレルギーが出やすい
(と、ハハは解釈しています)ので、
フィッシュ×ポテトは、まだとっておきたいというか。
ラム×ライスでいけるうちは、ラムでいきたいという思いです。

なぜなら、さきほども書いたとおり、アレルギーはバケツの水があふれるようなものだから。
この先、また別のバケツがあふれるかもしれないから。

もちろん、「フィッシュ×ポテト」以外にも、病院で処方される療法食で、
もっとアレルゲンに配慮したフードもありますが、それは本当に本当に最後の砦だと思っています。

何を隠そう、亡くなった三太も3歳頃にチキンに対するアレルギーが判明しましたが、
13歳で亡くなるまで、ずっとラム×ライスで大丈夫でした。

ただ、いまは「ラム」だけでなく
「フィッシュ」にもサーモンやタラ、ニシンなどいろんな種類があるし、
ベニソンやバイソン、ダック、ターキーなどさまざまなフードも出ています。
バケツの水があふれるのを防止するためには、
それら原材料の違うフードを、数カ月のローテーションで食べた方がいいといわれています。

ピーターも、ラムをしばらく食べ続けたので、
フィッシュベースのフードにした方がいいのかなぁと
いまいろいろフードを見ているところです。

ピーターのフードを変えた方がいいと思っているのには、もうひとつ理由があって、
いまのフードには「コーン」が入っていることです。
検査結果では、コーンはIgeが76ng/ml(100以上が要注意)という値で、
いまのところ陰性ですが、陰性の中では比較的高い方なので、
バケツの原理からすると、食べ続けるのはあまりよくないからです。

なので、ラム×ライスであっても、コーンの入っていないものがないかと調べています。

ちなみに、近頃は「グレインフリー」といって、
穀物(すなわち大豆や小麦やコーン)が含まれないフードも市販されています。
これは、アレルギーのためというより、その方が犬の体に適しているという理論によるものです。
実際、我が家の遼は、まったくアレルギーはありませんが、グレインフリーのフードを食べています。

* 残念ながらグレインフリーのフードは比較的高額のため、
  これにするのは将来の里親さんの負担が大きくなるので控えたいと思っています。
  現在、ピーターたちが食べているフードは普通にペットショップで市販されていて、
  価格も一般的なフードとまったく変わりません。

+++++++++++++

このように、アレルギーのある子はフード選びにいろいろと頭を悩ますことが多いです。
おやつも限られます。

とはいえ、先に巣立った兄弟犬たちの里親さんは、
そういった問題もちゃんと受け入れ、対処してくださって、
みんなスクスク元気に育っています。

また、一番最初に書いたとおり、あくまで軽い反応結果なので
ここまで必要以上に深刻にとらえる必要もないのかなとも思います。
(基本、ハハは心配性だと思ってください。ええ、かなりの心配性です)

この先、体力がついて症状が出なくなるかもしれません。
でも逆に、もっとアレルギーがひどくなるかもしれません。
それはまったく分かりません。

そういったことも、ピーターの里親さんにはご理解いただいたうえで、
この子の個性として受け止めてくださるおうちに迎えていただければと思います。
もちろん、私でできることは精一杯協力させていただきます。

 ***
  1つ言わせていただくと、たとえ今健康な子を迎えたとしても、
  将来その子にアレルギーが出る可能性は十分にあります。
  保護犬だろうと、ペットショップから迎えようと、可能性は同じです。
  ネット検索すると、犬のアレルギーがいかに多いかが分かると思います。
  アレルギーであると断定するまでもかなり時間がかかり、原因物質、対処法の判明、
  ましてや症状が落ち着くまでは相当に苦労されるケースが多いです。  
  
  その点、ピーターたちはすでにアレルゲンまではっきりしており、対処法も分かっています。
  また、兄弟も多くみんな連絡をとることができるので
  あのフードはよかったとか、これは注意したほうがいいとか、
  いろんな情報を交換することもできるので、そういう点では逆に安心できるともいえます。
                                         ***
  

MIX犬は純血種に比べると、アレルギーが出にくいといわれています。
なのに、ピーターやわらびがこんなに幼いうちからアレルギーに悩まされるのは、
(まぁ、本人はいたって元気で、悩んでいるのはハハだけですが)
ちゃんとお母さんの母乳を飲めなかったせいなのかなと思ったりもします。

この子たちには何の罪もありません。
まだまだお母さんのおっぱいを飲みたい時期にお母さんと引き裂かれたこの子たち。
一生分の不幸はそこで終わったはずです。
あとは幸せだけが待っている。
そう信じています。


++++++++++++++

*上記の情報は、ハハが三太の時代からいろいろ見聞きしたことで、
 あくまで素人の知識ですから、情報の真偽は獣医さんにご確認ください。

*アレルギー検査やそれに伴う治療は、皆さまからご寄付いただいたレスキューの資金で
 行っています。ピーターやわらびの里親さんに特別にご負担いただくことはありません。
 
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by santa-haha-1go2go | 2012-09-16 01:00 | 4ベビーズ+3ベビーズ | Trackback | Comments(4)

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Commented by ひーちゃん at 2012-09-16 13:05 x
了解です!よくわかりました。うちの子にも気を付けたいと思います。
Commented by santa-haha-1go2go at 2012-09-16 14:56
☆ひーちゃんさま
ありがとうございます。
アレルギーの有無にかかわらず、食べるものがこの子たちの体を作るので、
気をつけてあげることは大切ですよね。
ただ、上記の情報に関しては一応、主治医の先生にご確認くださいね ^_^;
Commented by りんごママ at 2012-09-19 13:43 x
こんにちは!
近所の柴犬さんが、重度のアレルギーです。
顔、内腿、お尻回り・・・気の毒なほどなんです。

病院にも定期的に通っていますが、なかなか治りません。
もしかしたら、サンハハさんの仰るフードに問題があるのかも?

先日、ホームセンターのペットコーナーを久しぶりに見学しました。
りんごが生きていた頃と比べると、
フードの種類がものすごく多いのに驚きました。

フード選び、本当に真剣に考えなくては!

サンハハさん、すごく勉強されているんだな~と。
ありがとうございました。
Commented by santa-haha-1go2go at 2012-09-20 22:11
☆りんごママさま
柴ちゃん、かわいそうですね(>_<)
病院に通うなら、一度思い切って検査されたほうが早いかもしれませんね。
わらびたちは、皆さまからのご寄付で検査することができ、ひどくなる前に対処することができました。
感謝感謝です!!

フードも考え出すとキリがないくらいたくさんありますね。
でも医食同源の言葉どおり、いっぱい考えてよいものを選んであげたいです。
まだまだ分からないこといっぱいですが、大事な子たちのためにがんばって勉強します!