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2015年 03月 21日 ( 1 )

エリー幸せ報告

あんずちゃんの訃報のあとに「幸せ」というタイトルを
つけることに迷いがありましたが…

だからこそ。
あんずちゃんと同じ境遇にいたエリーの幸せを聞いてください。

エリーは、富山の繁殖業者のところにいた子の中で、
たぶん私が最初に見た写真の子だと思います。

スタッフだけに届いたカン太ママからのメールだったような。
いまその写真を探し出すことはできませんでしたが、
絶句してしまったのを覚えています。

その後も、爺さんのご機嫌や預かり宅の調整などで、
なかなか引き出すことができず、
連れてきたのは8月に入ってから。
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全身汚れきった毛が毛玉になってからみあい、
本当に無残な状態でした。

爺さんの作業場には一応トリミングスペースもありましたが、
床には刈り取った毛が散乱し、まわりには血のあとが転々と・・・
エリーはずっとずっと、10年以上こんな中で生きていました。

保護の後、シャンプーしトリミングしようにも
毛の絡みがひどく、丸刈りするしかない状態。
再び、別の意味で「コッカーだよね?」と首をかしげる姿に(>_<)

そんなエリーを預かってくださったのが、うちのご近所のIさん。
遼のお散歩友達のレオくんの飼い主さんで、
かつては柴犬のテツ改めギンくんも預かってくださったり、
今回の富山の子たちのことを気にかけてくださっていました。
うちの息子2号がレオくんと歩くお父さんの姿を見て、
「芸能人みたい」と言った絵になる二人です (*´ω`*)

I家に預かられることになったエリーですが、
これまでの犬生、食べることだけが「生」だったのでしょう。
表情もなく、ひたすら食に執着し、トイレもあたり構わず、
散歩へ出てもすぐに座り込む。。。
長年質の悪いフードを食べていたせいか
(いや、フードは提携ショップがサンプル品をいっぱいあげてたので、
 それを365日バケツに大量に放置し上から継ぎ足し続け、酸化しまくった)
慢性の胃腸炎を起こしていて、さらにひどい皮膚炎だったことも判明。

そんなエリーを根気強く支えてくださったIさん。
預かり生活が4か月になったころ。
「うちの子として迎えたい」とのお言葉をいただきました。
「同情ならばそんな気持ちはいりませんよ。
 いつか運命の相手は現れますよ」とお返事したのですが、
「同情ではありません。私たち夫婦がエリーと離れられないのです」
とお返事くださいました。

運命の糸はここにあったんですね。
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契約に伺ったエリーの穏やかな笑顔。
保護当初はマル刈りで、赤く痒みのひどかった体も
運命の糸を結ぶ間に、毛もこんなにフワフワに。
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その後、ようやく伸びた毛を、レオくんの行きつけのサロンで
本当のコッカーらしい姿にトリミングしてもらったそうです (*^^*)

レオくんはナイト・・・いや、どうもかわいい弟???
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二人お揃いのお洋服を買ってもらって♪
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糞尿と寄生虫にまみれた床で寝ていたエリー。
いまは、お父さんのおなかの上で寝ているそうです (*^^*)

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7月の引き上げ以来、あそこにいた何十頭という子たちが幸せを掴みました。
保護犬と暮らすということは、表現しきれない苦労があります。
もう無理!って悲鳴をあげたくなることもあるかもしれません。

それを乗り越える支えは、愛と、この子たちの笑顔です。
そして乗り越えた先には、これまた表現し尽くせない喜びと、
そこから生まれる強い絆があります。

何十頭という子がいるということは、何十人という里親さんがいらっしゃいます。
みんなみんなに、何十という幸せのドラマがあります。

未だ、その幸せを掴めていないまーさ、アン、マリア、咲太郎・・・
この子たちが、残る犬生を1日でも長くその幸せの中にいられるよう
どうか早く迎えに来てあげてください。

お問い合わせは 石川ドッグレスキューまで。

by santa-haha-1go2go | 2015-03-21 12:10 | 富山廃業繁殖業者・アオイ | Trackback | Comments(2)